隠しシナリオ「美術室の肖像画(新堂視点)」

＜発生条件＞

三話目に岩下を選択し、特定の分岐でクリアする。
かつ四話目に新堂を選択すると発生。

＜感想＞

新堂誠「・・・実をいうとな、清水さんの家って、俺の家の側だったんだ。
ｍ　　　　だから、彼女のことは昔から知っていた。
ｍ　　　　俺には、優しい姉貴って感じだったな。」


新堂さんが語る四話目隠しシナリオ。
呪われた肖像画の死相を見てしまった主人公と新堂さん。
新堂さんは死ぬ前に解決策を見いだす為に、ともう一つの
清水さんの話を語りだすのだった。

新堂さんの様々な面が見れるという意味で面白い話でした。
清水さんに対する一途な想いを表したり、
普段冷静な彼が珍しく興奮して語ったり、
冷淡っぷりを発揮したり・・・。

あとグラ的な怖さも三話目の比ではありませんでした。
あの演出は不気味すぎる・・・（´；ω；｀）

隠しシナリオだけにバッドエンド３つと比較的多めです。
しかし変な意地を張ったり、話を途中で終わらせるようなことをしなければ
まず間違いなくクリアはできるので難しい部類には入らないでしょう。

＜封印＞

新堂誠「しかし、あの男を消したことで、
ｍ　　　もう殺される心配はなくなったかもしれない。
ｍ　　　 まあ、結果はすぐにわかるさ。近いうちにな。
m        ・・・近いうちに。ははは・・・。」


清水さんが生み出し、絵に封印された男の秘密を暴いて解決する分岐。
新堂さんの進言に従って肖像画を削ると・・・。

個人的には一番ベストな結末に思えました。
が、呪いが解けたかわからないまま話が終わるので、
あまりスッキリできなかった話でもあります。

笑いながら上のセリフを言う新堂さんが印象的でした。
自分の生死を達観したのか、清水さんのことで踏ん切りがついたのか・・・。



＜例え悪霊でも＞

新堂誠「たとえ悪霊だって構うもんか。
ｍ　　　　これから俺は、ずっと清水さんといっしょなんだぜ・・・。」


清水さんは実はものすごい寂しがりやであり、殺された無念と
自分(たぶん絵)を避ける怒りからあのようなグロ絵になったということ。
清水さんにあこがれていた新堂さんは、清水さんの霊を自身に取り付かせるのだった。

見る人によって印象が変わる分岐かなぁ、と思いました。
私は純粋に新堂さんの一途さが気に入りましたけど（´ω｀＊）ポッ
普段は冷静だからこそこういう行動が栄えるんだなぁ、としみじみしました。



＜皮のキャンパス＞

新堂誠「安心したか？
ｍ　　　　・・・できなくても無理はないけどな。
ｍ　　 　だって、今こうして俺がしゃべっちゃったんだもんな。
m    　  ひょっとしたら、彼女は怒るかもしれないよな。」


好きな人や動物の皮でできたキャンパスを使ってた清水さん。
例のグロ絵はそんな秘密を探られないが為のものだった。
なのでキャンパスの秘密に気づかなければ殺されることはない
・・・とのこと。

新堂さんがこの話をしたことで余計事態が悪くなったという、
思わず「おいこら」と言いたくなる分岐。
新堂さんが何故この話をしたのかは謎であります。
案外、死ぬ道連れが欲しかったからだったりして・・・（´・ω・｀）



＜ゲームオーバー集＞

～消火器～

新堂誠「もう遅い。俺の好意を無にした罰だ。清水智子の呪いを受けるんだな。」

ｍ　　　拗ねた新堂さんは主人公達をおいて帰ろうとする。
ｍ　　　引きとめようとした主人公を袖にする彼だったが
ｍ　　　逆上した主人公は新堂さんを突き飛ばし・・・。


話を聞かなくていい、と選択した場合に発生するゲームオーバー。
まああんな返事をされれば誰でもムカつきますよねぇ（・ω・）

ただ清水さんの呪いが本当だと思っていたとするなら、
新堂さんも相当なものだと思いますが。
だって相手が死んでもいいと思っていた、ということですものね。

自分は死なない、と確信していたのに
主人公に突き飛ばされて死ぬ、という結末はなんとも皮肉なものです。



～俺の清水さんのために～

新堂誠「死んだ瞬間の魂は、一番のエネルギーなんだそうだ。悪く思うなよ」


話を途中で中断したときに発生するゲームオーバー。
絵のなかに生きる清水さんの栄養になるために呪い殺される主人公。

さっき一途な新堂さんはいい、といったものの
一途な想いと狂気は紙一重ということを教えてくれる分岐かと。
自らの首を絞めて息絶えようとする主人公を、
ニヤニヤと見守る新堂さんは不気味でした。



～ポスター～

ｍ　　　　さあ……あなたもいっしょに行くのよ……


グロ絵を見たかどうかという問いに、
忘れたと言い張ると発生するゲームオーバー。
怖い画像三連コンポをかましてきます。

部屋の片隅の画像
↓
なんか不気味な目(?)
↓
グロ絵

うわぁあ、怖いぃぃぃ！
もうグロ絵とか背景から出血とか言わないから許しｔ・・・(((ﾟДﾟ；)))うぎゃあああ

いや、本当に怖かったです。目がむっちゃ不気味でした。
三話目も怖かったけど、これはそれ以上です。
というわけでプロフィールの怖かった話ランキング更新しました。

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簡潔フローチャート

１見た----------------＞☆１聞く-----------------＞◎へ
２見てない(１と同じ)　 　　　２聞かなくていい------＞消火器(ゲームオーバー)
３もう覚えてない--------＞１本当に忘れた--------------------------------
ｍ　　　　　　　　　　　　　　　  ２実は覚えている-----＞１見た--------＞☆へ
ｍ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　２見てない(１と同じ)

---＞１放っておく--------＞ポスター(ゲームオーバー)
ｍ　　 ２呼び戻す--------＞◎へ


◎１部屋の装飾-------------------------------------------------------------
ｍ２部屋においてあった絵--------------------------------------------------
ｍ３部屋の匂い--------------------------------------------------------------
ｍ４大事にしていたアルバム(２と同じ)


---＞１そんなはずはない------------＞混乱と願い
ｍ　　２彼女には伝えたいことが～----＞俺と一緒

---＞１置いてあった絵の匂い----------＞黒魔術
ｍ　　２机の引き出し--------------------＞皮のキャンパス

---＞１必ず行った旅行の風景------------------------------------------
ｍ　　 ２自分の成長記録(１と同じ)
ｍ　 　３死んだペット達----------------＞生贄


---＞１彼女に嫌われることを～---------------------------------------
ｍ　　２彼女の秘密を～-----------＞絵の生気
ｍ　　３彼女は他の事に～---------＞１知りたい------＞◇へ
ｍ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　   ２知りたくない---＞手遅れでなければ
ｍ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　   ３興味ない------＞◇へ

---＞◇１行く---------------------------------------------------------
ｍ　　　　２行かない--------------＞清水さんの為に(ゲームオーバー)


---＞１このままにしておく-------------＞１いい------＞嘘
ｍ　　２絵の具を削ってみる---＞封印　  ２いやだ---＞封印