荒井五話目「三時の怪人」

＜発生条件＞

男主人公で荒井を五話目に選択する

＜感想＞

荒井昭二「実はこの学校にもいるんですよ。
ｍ　 　　　　三時になると現れる妖怪が・・・。」


荒井昭二が語る第五話目。
深夜の三時に出現するという怪人の話です。

しかしその話自体が嘘だったり、捏造企画とセットだったりと
どちらかというとネタの要素が強い話かと。
ダジャレをネタにするお茶目な荒井君が拝めます（´ω｀）

しかし、選択によっては本当に三時の怪人が
出現するので、油断してはいけません（｀・ω・´）
怪人を追いかけた場合、坂上君は危険な目に遭います。

かまいたち・甲高な笑い声分岐では、怪人（?）に切られたり、
階段から転落してしまいます。
これまでのパターンから

「もしかして死亡エンドか(((ﾟДﾟ；)))ァヮヮ」

とハラハラしましたが、事なきを得ないままクリアできました。
さすがは飯島氏、ワンパターンな予想は通用しないようです。

＜特別な儀式＞


あるところに安達という先生がいた。
彼は「子供は勉強以外のことも大事」という考えの持ち主だった。
ある日、先生が担当している部活の子が自殺してしまう。
彼は受験生だったが、部活が好きで
たまに練習もやっていた為受験に失敗した、とのこと。

彼の母親は、生徒を止めなかった先生を責めた。
そして先生もそのことを悔やみ、自殺する。
それから夜の三時になると怪人が現れるようになったという。



三時の怪人の由来をかたる荒井君。
意外と悲しい話だったのが印象的でした。

先生も可哀想だけど、母親の気持ちもわからんでもない。
大半の責任は本人自身にあり、止めなかった責任は母親自身にもある、
とはいえ誰かのせいにしないとやってられないのでしょう（´・ω・｀）


この話を最初に聞いた人は、

ｍ　１怪人が現れるのを待つ
ｍ　２怪人の願いを叶う
ｍ　３聖なる呪文「ソウ」を唱える。

を実行しないと怪人に殺されてしまうとのこと。

かくして坂上君は、誰もいない部室で怪人を待つことに。
そして管理人も怪人が登場するかもしれない、という期待を胸に
話を進めるのだった・・・。


～真っ赤な嘘～


ｍ　　　　　　待つ・・・、叶う・・・、ソウ?
ｍ　　　　　　マツ、カナウ、ソウ・・・。
ｍ　　　　　　マツカナウソウ・・・。
ｍ　　　　　　・・・これは！
ｍ　　　　　　真っ赤な嘘！



うわわぁあ、やられたぁあヽ(｀Д´)ノチクショー

心の中で坂上君と一緒に叫ぶ管理人でした・・・。
怪人でてくるかも、と期待したのに・・・ショボーン。
悲しい話だとか真剣に考えて損しましたよ（´；ω；｀）トホホ

まんまと騙された坂上君は悔しさがために叫び声をあげるのでした。
そして「三時になると叫び声があがる」という新たな怪談が誕生したとさ。

実質、七不思議集会に失敗した坂上君はどうなることやら。
やっぱ日野先輩にお灸をすえられちゃうのかな・・・（´・ω・｀）


＜やらせ計画＞

荒井昭二「・・・だって、仕方ないじゃないですか
ｍ　　　　　 三時の怪人が現れなかったら、
ｍ　　　　　 僕が怪人になるしかないって・・・。
m          それくらいのことはできるよなって、日野さんが・・・。」


無理にでも怪人ネタを作り出すよう、日野さんにいわれていた荒井君。
怪人が現れそうになかったのでリストカットしてネタにしようとしたようです。

荒井君は話によって一番性格が変わる語り部ですが、
あのおっかない子がこうも大人しいと違和感があります（・ω・）
彼の言い方から察するに、日野さんに半ば脅しみたいな
言い方されたんだろうけどな・・・。

もっとも、伝説の始まりでは他の語り部達をジェノサイトするあたり、
やっぱ荒井君は荒井君なんでしょうね（汗

さて、荒井君の怪しい動きを止めなかった坂上君は
新堂さん（?）に日野さんと同罪といわてしまうのでした。

Ｓ版の坂上君が日野さん同様、人の悲劇もネタにする面があることは
他の話でもちらほら見受けられるところです。しかし、彼自身が
それについて自己嫌悪しているうちは、まだ正常といえるかもしれません。

※もっとも仮面の少女の後日談では、その正常さも無くなるのですが・・・
それはまた後日に語りましょう。

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簡潔フローチャート

どれでも可-------＞１特別な日が決まっている（２と同じ）
ｎ　　　　　　　　　　　　２特別な時計がある--＞特別な時計ルートへ
ｎ　　　　　　　　　　　　３特別な儀式がある--＞特別な儀式ルートへ


～特別な儀式ルート～

１ある----＞どれでも可-------＞どちらでも可----------------------------
２ない----＞坂上君には秘密

-----＞１引き止める---------＞さらなる恐怖
ｃ　　　　２そのまま見送る----＞真っ赤な嘘（ゲームオーバー）



～特別な時計ルート～

※どれでも可--------＞どれでも可----------＞どれでも可--------------

-------＞１噂が嘘だった------------＞◎どちらでも可----＞どちらでも可--
ｍ　　　　２時計を間違えた（１と同じ）
ｍ　　　　３もう少し待てば現れる-----＞選択肢☆へ

-------＞１あわせる------＞やらせ計画
ｍ　　　　２あわせない----＞伝説の始まり（ゲームオーバー）


☆１ドアを閉める-----------------＞１追う----------------------------
ｍ２様子を見る-＞選択肢◎へ　　　 ２追わない----＞選択肢◎へ


-------＞１階段を上る------------------------＞かまいたち
ｍ　　　　２階段を下る--＞１はい、と答える----＞甲高な笑い声
ｍ　　　　　　　　　　　　　　　２いいえ、と答える-＞選択肢◎へ



（※ただし会話中外さない--＞思わないを選択した場合、「坂上君には秘密」に分岐し話が終了する）