岩下二話目「夜の旧校舎｣

＜発生条件＞

女主人公で岩下を二話目に選択する

＜あらすじ＞

普段から忘れ物が多い七瀬君。
珍しく忘れ物をしなかったが、学校帰りに宿題を忘れてしまう。
忘れた宿題を取りに行く為に夜の旧校舎に向かうのだった。

＜感想＞

岩下明美｢七瀬くんのように面倒臭がり屋さんで、忘れ物をしただけで
ｂ　　　　　　宿題をあきらめてしまうような人って死んだ後も勉強を続けてる
ｎ　　　　　　幽霊教室の生徒から見れば、とても許せない存在なのよ。
ｎ　　　　　　・・・あら、そういえば倉田さんも面倒臭がり屋さんだったわね。
ｎ　　　　　　ふふふ・・・メンド・クサガリーナちゃん。
ｎ　　　　　　・・・ねえ、生きるのも面倒臭くない?
ｎ　　　　　　そんな命ならいらないでしょう・・・?」


普通は旧校舎に入ったことがあるを選ぶと「死体運びの兵士｣
ないを選ぶと｢幽霊教室｣に分岐します。
しかし「あなたなら宿題を忘れたらどうする｣という質問に対して
「宿題を諦める」を選ぶと・・・。

赤字部分ではＢＧＭがストップして無音状態になります。
命の危険がひしひしと伝わってきて、かなり怖かったです(((；ﾟДﾟ)))

幽霊教室では若くして死んでしまった学生達が生きているうちに
できなかった勉強をしているとのこと。
死んでしまっているのになにを勉強するのだろうか、
と思ってしまうのは意地悪な発想でしょうかね。

岩下一話目｢死の掲示板｣

＜発生条件＞

女主人公で岩下を一話目に選択する

＜感想＞


倉田恵美｢さっき・・・。目の前が光った瞬間。
ｂ　　　　　  私には傷だらけで読めなかった文字がはっきりと見えたの。
b　　　　　  あれは・・・「溝」という文字だったわ。
ｂ　　　　　  生徒同士の溝を深める為・・・。
b            掲示板が呪われてしまったのはこの文字のせいに違いないわ。｣


元々卒業生が｢生徒同士の絆を深める為｣という言葉とともに送った掲示板。
しかし不届き者が｢絆｣の部分を｢溝｣と書き換えたために、
災いをもたらす｢死の掲示板｣になったしまったようです。

この話は大きく分けて三つの分岐があります。
どれもオーソドックスな話で、話自体はそれほど怖くなかったです。
しかし語り部である岩下様の怖さが、ソフトながらあちこちに散りばめられた話なので岩下様ファンにはお勧めします。

新堂七話目｢悪夢｣

＜発生条件＞

女主人公で新堂六話目をクリアする。

＜感想＞
　
　倉田恵美　｢そうよ・・・。
ｑ　　　　　　　私、待ってるの。だって約束したんだもの。
ｑ　　　　　　　校門の外で待ってるって約束したのよ。
ｑ　　　　　　　だから待っているの。
ｑ　　　　　　　あの日から、ずーっと・・・。｣

うーむ、切ない・・・。・゜・（つД｀）・゜・。

この様子だと、おそらく新堂さんは逃げられなかったのでしょうね。
そして倉田さんは永遠に新堂さんを待ち続ける・・・。

これが唯一のグッドエンドですが、実質この話はグッドが存在しないも同然です
ね・・・。
新堂さんと倉田さんの二人が無事逃げ切れるエンドも欲しかったです。
どの分岐でも新堂さんは逃げられない運命のようなので余計にそう思います。

新堂さんは普段は第三者に対して冷静だけど、好きな人に対しては本当に一
途な一面をのぞかせる本当にいいキャラです。

新堂六話目｢人を殺す夢｣

＜発生条件＞
女主人公で新堂誠を六話目に選択する。


<感想>

新堂誠　｢お前は、笑った顔の方がかわいいと思うぞ。
ｑ　　　　　ははは・・・そんなに照れるなよ。
ｑ　　　　　俺の方が恥ずかしくなるだろ。｣


基本的に七話目とセットの話です。
六話目ではバットエンドを除き、話の大きな展開はありません。
どうやら新堂さんは主人公に一目ぼれをした模様。

六・七話目合わせて考えると、｢人の二面性｣が軽いテーマになっているのかな・・・と思いました。
バットエンドでは新堂さんと日野さんの残虐性について語られます。
七話目でも新堂さんの二面性については語られますが、個人的には六話目のほうがちゃんとした話になっているかと。

学校であった怖い話Ｓ の登場人物

｢学校であった怖い話Ｓ｣とは簡潔に言うと、サウンドノベル式のホラーゲームです。
(詳しい話はこちらのwikipediaをどぞ。)

私は基本的にホラゲは苦手なんですが、このゲームは本当に面白かったです。
なんというか人間描写や話の深さがとてもいいです。

というわけで不定期で｢学校であった怖い話Ｓ｣の感想やら攻略やら更新しようかと。 今回はゲーム内容や登場人物などについて語ります。


ｑ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※ネタバレあり