新堂一話目 「旧校舎の鏡」

＜発生条件＞

新堂を一話目に選択する

＜感想＞

目黒啓子「もし吉岡君が私のことを愛しているのなら、
ｍ　　　　　一緒に異次元に行ってくれる？」


新堂さん一話目は旧校舎の怪奇の物語。
クラスメイトの〇び太吉岡君を中心に話が進みますが、
選択次第で、吉岡君の性格も内容も大きく変わります。

「彼女の話」を選択したときは吉岡君の彼女、
目黒さんの逃避行の話になります。
「一緒に異次元に行ってほしい」という彼女のお願いに
吉岡君がどんな反応をしたか、によって分岐します。

「一緒に行く」を選べば一応ハッピ－なＥＤになります。
しかし「行かない」「何も言わない」を選ぶと、
目黒さんは勝手に失望し、行方不明になってしまいます。

一人じゃイヤ、なんて単なる甘えんぼさんですし、
彼を愛しているなら、危険に巻き込むことを言うわけないでしょう。
ぶっちゃけお子ちゃまな彼女ですが、断るとラストで八つ当たりとしか言えない
セリフを吐いて吉岡君を異次元に引きずり込むのでタチが悪いです（´・ω・｀）

なお「何も言わない」を選ぶと新堂さんの「大人の愛」論が聞けます。
しかも、トンデモな展開まで付いてくるのでお勧めです（´ω｀＊）


－踊るしかない！－

新堂誠「もう、踊るしかない！俺はそう思ったね。
ｍ　　　とりあえず去年の体育祭で踊ったダンスを踊ってみることにした…。


ｍ　　　・・・わけないだろ、変なこと言わすなよ。」


約束を破り、吉岡君に迫られる新堂さん。
さあ、お前ならどうする・・・？

「踊る」というと某隠しシナリオを彷彿とさせますが、
踊りネタはこの話にも含まれています。
主人公の危機的状況＝とりあえず踊る思考は
こんなところにも反映されているのですねｗ

しかし、他人も同じ発想をするとは限らないのは世の常。
「踊るしかない」と答えた主人公は新堂さんに怒られ、
話は夢オチにされてしまいます。

この話は意外とおふざけな選択肢が多く、新堂さんの反応が面白いです。
また新堂さん自身がおふざけをする分岐があるので
探してみるのも一興かもしれません（´ω｀　）



＜お前の本性＞

新堂誠「やつには、鏡に映った俺の姿が見えていたはずだから
ｍ　　　俺の本性に気付いたんじゃないか？
ｍ　　　よっぽど、恐ろしいものがみえたんだろうな。
ｍ　　　予想はしていたけどさ。」


旧校舎の鏡が、映った人間の本性を映す鏡だった時の話。
悪魔の姿に映った吉岡君、そして新堂さんの映った姿は…？

本性を映す鏡、というのはオーソドックスながらも、個人的に好きなネタなので
どうせやるなら、もっと人間の生々しさなどを表現して欲しかったところです。
同行をお願いしながらも、隠し事をした吉岡君の振る舞いは、
確かに誠実とは言い難いですが、その程度で悪魔といわれても・・・
というのが正直なところでした（´ω｀；）

新堂さんが「怖いか」「怖くない」で結末が微妙に変わります。

私は、鏡の悪魔定義が甘い、というのと
新堂さんよりも怖い人間はいくらでもいる、
という理由から「怖くない」を選びました。

そしたら「お前の本性も見えた気がするぜ。」
なんて言われてしまいました。そんなこと言われてもなぁ（´Д｀；）

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フローチャート

１ある‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐＞１彼女の話‐‐‐‐‐‐‐‐‐＞彼女ルートへ
２ない(１と同じ)　　　 ２勉強の話‐‐‐‐‐‐‐‐‐＞勉強ルートへ
ｍ　　　　　　　　　　　  ３旧校舎の鏡の話‐‐‐＞鏡ルートへ



－彼女ルート－
１一緒に行こう‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐＞鏡の中にある幸せな世界
２一緒には行けない‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐＞異次元からの呼び声
３何も答えない‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐＞入れ替わり


－勉強ルート－
１恐ろしい顔が映った‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
２何も映らなかった‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐＞影のない人間

‐‐‐＞１はい‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐＞天使は死を意味する
ｍ　　 ２いいえ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐＞お前の本性


－鏡ルート－
１学校に行った‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
２学校に行かなかった‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

‐‐‐＞１その手鏡を見ないようにした‐‐‐‐‐‐＞呪いの鏡
ｍ　　　２吉岡の手を払いのける(１と同じ)
ｍ　　　３命乞いをする(１と同じ)
ｍ　　　４踊るしかない‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐＞☆へ

‐‐‐＞☆１悪魔が飛び出た‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
ｍ　　　　２死ぬ時の顔が映った‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
ｍ　　　　３呻き声が聞こえた(１と同じ)
ｍ　　　　４何も起きなかった‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐＞命、とられる

‐‐‐＞１教えてほしい‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐＞知らぬが仏
ｍ　　 ２教えてほしくない‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐＞いつなにが

‐‐‐＞１止めろと言った‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
ｍ　　２吉岡の腕を引っ張った‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐＞心臓の血の代わりに


‐‐‐＞１まず吉岡の安否を確かめた‐‐‐‐‐‐＞楽になりたい…
ｍ　　　２まず「金が欲しい」と言った(１と同じ)
ｍ　　　３まず「女がほしい」と言った(１と同じ)