細田三話目 「トイレに行かない男」

＜発生条件＞

細田を三話目に選択する

＜感想＞

竹内清「怖がることはないよ。これは、植物の一種でね。
ｍ　　　　人間の体内に入ることによって活動を始めるんだ。
ｍ　　　　そして、こいつらが不浄物を全部食べてくれるんだよ。
ｍ　　　　だから、怖がることはない。少しも怖くないよ」


サンブラ茶で有名な細田君三話目。
Ｓでは植物人間に関する分岐がたくさん追加されています。

超科学バンザイ！としか言えない話ばかりですが
ホラーゲームでそんなツッコミは野暮なことなのでしょう。

上はサンブラ茶ルートのものですが、どうやったら
「トイレに行く無駄な時間」＜「顔中に虫＆舌にツタが生える」
という思考になるのかは、私にはおそらく永遠に理解できないです。。
というか、竹内さんのクラスメイトは誰も
虫やツタに気づかなかったんですかね（´・ω・｀）

大抵の分岐では細田君が竹内さんに誘われる、という
パターンで話が進みますが、やさしい言葉に惑わされて
細田君が騙されてしまうことも珍しくありません。
友達にこだわる彼独特のスキをつかれた結果と言えるでしょう。

内容が内容だけに、グロい画像が多いのもこの話の特徴かと。
ウジ虫や、顔の皮膚の下でうごめく虫の画像など
人によっては悶絶ものかもしれません。

しかし中にはギャグとしか思えない画像も。
最高の快楽ＥＤでは草むらの上に、
竹内さんのニヤけた顔が合成された画像が出現します。
あまりのシュールさに、怖がるべきか笑い転げるべきか悩みました（´ω｀＊）



＜死体の養分＞

竹内清「その子達には、この植物の栄養になってもらっている
ｍ　　　　僕は悪くないんだよ。
ｍ　　　　ちゃんと解毒の方法も教えてあげているのに、
ｍ　　　　それを食べないで死んでしまっているのだから。」


食べることでトイレに行かなくて済むという実の話。
様々なグロ表現があるこの話でも１、２を争うグロさだったと思います。

ウジ虫を食べる表現は個人的にはマシな方で、目から植物を生やし
口をあけた死体が上を(こちらを)向いているという描写は勘弁でした(´；ω；｀)
画像がなかったのは良心的だったと思います・・・。
※もし、死体の画像がでていたら即座に電源を切り、
二度とプレイできなかったことでしょう。

細田君は毒で死ぬかウジ虫を食べるか、という選択を迫られます。
女の子達は食べられなくて死に、植物の栄養にされてしまうようです

何も知らない状況なら迷わずウジ虫を食べるを選びますが、
ウジ虫が例の死体から取り出したもの、ということが
あらかじめわかっていたら、これは究極の選択かもしれません。

しかし垂直に埋められた死体を、短時間で動かせる竹内さんは器用ですねぇ。



＜不要物を吸う花＞

竹内清「大丈夫だよ、細田君・・・。
ｍ　　　　こうして、この花に体の中の不必要なものを吸いだしてもらうんだ。
ｍ　　　　そうすると、トイレに行かなくても済むようになる。」


まるで人工透析のような能力をもつ花の話。
血液の不純物を取り除くだけで、胃や腸の不要物まで
取り除けるという、なんともハイスペックなお花です。

しかしこの花、トイレに行かなくて済むというわけでなく
トイレに行っても仕方がなくなるだけ、というものだということ。
花に吸い取ってもらえるまで、トイレに行きたくなって
仕方がないらしいです(・ω・｀)

しかも雨の日は活動しないようで、晴れの日までは
万年トイレパニック状態になってしまうというトンデモなブツでした。

竹内さんに騙されてしまった細田君。
彼はその花を主人公に見せるのだが・・・。


－我慢しなくて済む幸せ－

倉田恵美『まあ、どうでもいいわ死んでしまった人のことなんて。
ｍ　　　　　細田さんは幸せなのかもしれない。
ｍ　　　　　だって、もうトイレを我慢しなくて、済むようになったんだもの。
ｍ　　　　　私は、これから一生我慢しなければならないのに。』

花に噛まれてしまった主人公をそっちのけで、
雨の日に動き出した花を喜ぶ細田君。
そんな彼に腹を立てた主人公は細田君を殺してしまう。


「絶対に触らない」を選ぶとゲームオーバーになるというトラップ選択でした。
ここでゲームオーバーになった人は結構いたんでじゃないでしょうか。
(かく言う管理人も・・・(´；ω；｀) 　)

花に噛まれてしまうと、万年トイレパニックになるだけでなく
無責任な性格になってしまうらしいです。
無責任になった細田君が大はしゃぎするのはわかるけど
なぜ変なポーズ＆舌舐めずりをするのかは永遠の謎です（´ω｀＊）

なお男主人公だと、死んだ細田君に蹴りを入れてくれます。
主人公が殺人をするＥＤは珍しくありませんが、
「死人に鞭打つ」描写は珍しいのではないでしょうか。

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フローチャート

１知っている‐‐‐‐‐‐‐‐‐＞１職員室‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
２知らない(1と同じ)　　　　 ２トイレ(1と同じ)
ｍ　　　　　　　　　　　　　　　３部室(1と同じ)
ｍ　　　　　　　　　　　　　　　４校門(1と同じ)

‐‐‐＞１信じられる‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐＞植物人間ルート
ｍ　　　２信じられない‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐＞サンブラ茶ルート
ｍ　　　３もしかしたらいるかもしれない‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

‐‐‐＞１今日はいい天気ですね‐‐‐‐‐‐＞☆へ
ｍ　　 ２リルケの詩を口ずさんだ(選択肢に戻る)
ｍ　　 ３トイレに行きませんかと言った‐＞△へ



－植物人間ルート－
1竹内さんの教室に行った‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
２旧校舎の裏へ行った(選択肢に戻る)
ｍ　　　　　　　　　　　　　(二回目)‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

‐‐‐＞１触ってみる‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐＞信じてないか、理解してないからこそ
ｍ　　 ２絶対に触らない‐‐‐‐‐‐‐‐‐＞我慢しなくて済む幸せ(ゲームオーバー)

‐‐‐＞１すぐに引き返して調べてみた‐‐‐‐‐‐‐‐‐＞死体の養分
ｍ　　　２次の日、いつもより早く（ｒｙ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐＞植物人間
ｍ　　　３次の日、いつも通りに（ｒｙ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐＞最高の快楽


－サンブラ茶ルート－
☆１行きますと答える‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
ｍ２ご遠慮しますと答える‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
ｍ３今日は用事があるので（ｒｙ(1と同じ)

‐‐‐＞△１新校舎のトイレに行った‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐＞植物の逆襲
ｍ　　　　２さっきの旧校舎のトイレに行った‐‐‐‐‐＞悪霊のエネルギー

‐‐‐＞どれでも可‐‐‐‐‐‐‐‐‐＞１飲む‐‐‐‐‐‐‐‐‐＞虫の贓物
ｍ　　　　　　　　　　　　　　　　　　２飲まない‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

‐‐‐＞１飲む‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐＞虫の贓物
ｍ　　　２飲まない‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐＞慣れてしまえば※



※は隠しシナリオ「トイレに行かない男・再び」の発生条件(女主人公のみ)