荒井六話目「学校に巣食う人形」

＜発生条件＞

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＜感想＞

荒井昭二「その人形を見た人は、今は誰も残っていないんですから。
m　　　　　なぜなら、死んでしまうんですよ。
ｍ　　　　　その人形を見た人は、一人残らずね。」


三大ストーリーと名高き「人形の生贄」の前哨戦。
人形の生贄にされてしまった金井君の話。

意外にゲームオーバーが多いですが、ちゃんと話を最後まで
聞こうとすればクリアできるので難しくはないでしょう（´ω｀　）

この話自体は単なる怪談ですが、七話目の布石であり
無数の分岐を示唆した話が散りばめられています。

「人形をどう思うか」「人形は存在したか」「不思議に思わないか」
という問いは、分岐そのものは変わらないものの、
内容や手に入る情報が微妙に変わるので一通り見ることをお勧めします。


ちなみに六話目の時点でわかることは・・・

◇生贄となった人の死に方は多様であること
◇一年ごとの生贄は一人とは限らない
◇生贄となる生徒（達）は本来不合格者だった
◇低確率ながら生贄から逃れる方法がある
◇先生に害はない
◇生贄の見返りに様々な恩恵を学校にもたらす
◇生贄となる生徒を校長は知っている



―金井君の末路―

荒井昭二「ひどいもんですね、教師なんていうものは。
ｍ　　　　　きっと、校長に口止めされているか、何かもらっているんでしょう。」


「人形の生贄」は学校の黒さが全面的に出ている話といえるでしょう。他の話でも
大抵の教師さんは、ロクでもない人のように表現されることが多いですが
人形の話は、その傾向が特に顕著であると思いました（´・ω・｀）

この荒井さんの話がそのまま事実なのかどうかはわかりませんが
似たような出来事が毎年起こっていたのは確かでしょう。

で、上のセリフはそんな教師の態度に対する言葉なのですが
七話目の荒井君の様々な正体を考えると、
なかなか皮肉めいていて面白いです。
個人的にはこの話で一番好きなセリフであります（´ω｀＊）

学校に巣食う人形の餌食に選ばれてしまった金井君は
徐々に衰弱していき、来年（つまり今年）で生贄は
最後となることを言い残し死んでしまいます。

そして、その最後の生贄は集会に集まった七人の中に・・・。



＜英雄＞

荒井昭二「君は、この学校の呪いを解く最後の生けにえだと、
ｍ　　　　　あの人形は言っています。
ｍ　　　　　もう、生けにえは君が最後ということですね。
ｍ　　　　　君は英雄なんですよ」

ｍ　　　　　そんなことってあるか！！
㎡　　　　　僕は、この学校の呪いが解けなくてもいいから長生きしたいんだよ！
ｍ　　　　　こんなことで、人生棒に振るのはまっぴらごめんだ。

荒井君のお願いを聞いた主人公は、
生贄役を荒井君から押し付けれられてしまいます。

どうやら金井君の次の生贄だったらしい荒井君。
「低確率ながら生贄から逃れる」方法を実行してしまいます。
成功した後の腹黒いセリフがポイントですな（´ω｀＊）

桜を背に不気味に笑いかける荒井君ですが、
「風間ＶＳ荒井」の時に登場した真っ青な顔にちょっとビビりました（´；ω；｀）

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フローチャート

１困る--------------------------------＞１かわいい---------------------
２記事はなんとかごまかす　　　　　　     ２怖い(１と同じ)
ｍ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　    ３暖かい(１と同じ)
ｍ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　    ４懐かしい(１と同じ)　　　　　

---＞１幻だと思う-----------------------＞１不思議に思う--------------
ｍ　　 ２人形は実在したと思う(１と同じ)　  ２別に思わない(１と同じ)
ｍ　　 ３まだ何ともいえない(１と同じ)

---＞１それでは帰りましょう-------------------＞次の生贄(ゲームオーバー)
ｍ　　２ちょっと待ってください金井さんの（ｒｙ----------------------------


---＞１情け無いと思う-------------------------＞人形に支配された学校
ｍ　　２そんなこと無いと思う----＞１聞きたい-------＞最後の生贄の儀式
ｍ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ２聞きたくない-----------------------


---＞１聞く----------------------------------------＞英雄(ゲームオーバー)
ｍ　　２聞かない-----＞１引き止める-----＞後悔しても遅い(ゲームオーバー)
ｍ　　　　　　　　　　　　　 ２引き止めない---＞誰もいない部屋(ゲームオーバー)